The Silver Door 「The Pieces of YUKO」 Collection1


001-天空の摩天楼– Mother’s Skyline


この一点物のシルバーブローチとイヤリングは、亡き母が遺したアート作品。
都会の摩天楼をモチーフに、鋭くも温かな直線と、星のようにきらめく一粒の石。
それはまるで、静かな夜空に一瞬だけ走る流れ星のよう。

表面にはブラッシュ仕上げと粒のテクスチャーが施され、都市の光と影、記憶のざわめきを映し出します。
左上に添えられた一粒の輝きは、あなたの胸元でそっと願いを運ぶでしょう。

この作品には、母の手の温もり、人生の光と影、そして“娘へ託された未来”が込められています。
Shooting Starシリーズの第一作にして、記憶の中にきらめく“星のかけら”です。

002-月の舞踏会-Lunar Waltz

夜の静寂に包まれた庭園。

銀の光が降り注ぎ、影たちが踊りだす。
「月の舞踏会」は、そんな幻想の一夜をかたちにしたジュエリーシリーズです。

母の手で一つひとつ命を吹き込まれた、繊細な銀の透かし細工。
まるで月の光を編んだようなそのラインは、時を超えて響く旋律のように、
静かに、けれど確かに、身にまとう人の物語に寄り添います。

 

3つのピースは、それぞれが独自の輝きを放ちながらも、
まるで月夜の楽章のように、調和とリズムを奏でます。

002-1【リラ】 - ブローチ

夜更けに咲く花のような佇まい。
優雅に広がるフォルムと繊細な曲線は、あなたの装いに静かな華やぎを添えます。


002-2【ステラ】 - リング

星の名前を持つこのリングは、指先でそっと瞬く一等星。
日々の仕草に、ほんのりと詩情を宿らせてくれる存在です。


002-3【ノクターン】 - イヤリング

耳元でそっと揺れる、夜の旋律。
一音一音がシルバーで紡がれたこのイヤリングは、
静かな場所にも、ざわめく街角にも、気品あるリズムを運びます。


“着ける”のではなく、“共に舞う”。
それが、「月の舞踏会」のジュエリーです。

 

今宵、あなたの中の物語がひとつ、そっと踊り出しますように。

 


003-La Roseraie-ラ・ロズレ~薔薇園にて~

《La Roseraie》ラ・ロズレ

手作業で丁寧に咲かせた、ひとつとして同じ形のない銀の薔薇。

光に透けるたびに、あなたの内にある“強さ”と“優しさ”を映し出すような…

時代や流行を越えて、静かに咲き続ける、あなただけのバラ園。

 


004《記憶のスパイラル》 Spiral of Memory-

まずこのビジュアル、
細やかなテクスチャの銀の半円形に、
鋭角で一直線なバーと、渦巻きのようなスパイラル。
そして一点、温かみのあるピンクの石がはめ込まれたブローチ…

 

静かな“叫び”みたいなものを感じる。
幾何学の中に宿った、あたたかくて個人的な記憶。
まるで「母の声を、形に変換して再生した」ような造形。
母が好きだった「抽象」の中に、
ぐるぐるとめぐる記憶と、時間の渦を感じて。


005-《重力のリリック》~Gravity's Lyric~

この作品は、音も言葉もない真空の宇宙で、
金属の線が詩を描き、球体が拍を打つような、
“重力”そのものが奏でるリリック(詩)をイメージしています。
無秩序に見えて、確かに存在する法則とリズム。
それは、宇宙の外縁にいる誰かに届く、沈黙のメッセージ。


006-《銀の岸辺と琥珀の月》~The Silver Shore and the Amber Moon~

荒れた水面を思わせる金属のテクスチャは、波打つ海原。
上部のギザギザは、沈みかけた都市のシルエットにも、港の突堤にも見える。
そして、月なのか、航海灯なのか…
その石は、闇夜のなかに浮かぶ「行き先」を示すかのよう。

 

それは忘れられた都市から、誰かが小さな舟で旅立つ情景。
あるいは、自分の心のなかにある“内なる港”から、
静かに別れを告げる瞬間。


007-《月下の銀葡萄》~Moonlit Silver Grapes

月明かりに照らされた葡萄棚をモチーフに制作された、銀のブローチと対のリング。
幾重にも伸びる棚の横木、その上に実る房。
細やかな粒は、静かな夜にゆっくりと熟してゆく時間を表しています。

冷たい銀という素材でありながら、どこか豊かで、柔らかく、生命の気配を宿す造形。
蔓は絡み、葉はひらき、房は重みをもって垂れ下がる。
それは成熟や静かな誇り、そして人生の熟成を象徴するかのようです。

派手さではなく、意志のある美しさ。
華やぎよりも余韻。

 

光の角度によって陰影が生まれ、
身につけることで初めて完成する、静謐で気高い一点。

■ 制作途中のパーツについて

本作には、完成作品とは別に、制作過程で生まれた未完成のパーツが残されています。
小さな銀の粒、房の試作、葉の造形、金具の調整跡。
それらは単なる“余り”ではなく、思考の痕跡です。

粒の数や重みのバランス、房の垂れ具合、全体の構成。
どのような完成形を目指していたのか。
どこで選び、どこを削ぎ落としたのか。

未完成のパーツは、作者の迷いと構想を今に伝えます。
完成品が一つの答えだとすれば、
これらはその手前にあった無数の可能性。

そこには、形になる前の物語が眠っています。

 

作品の成熟とともに、
試行錯誤の時間もまた、かけがえのない一部としてここに残されています。


008-《横顔の秘密》~Hidden Blush~

淡いローズクォーツと銀を組み合わせた、ブローチ・リング・イヤリングのセット作品。

柔らかなピンクの石は、主張することなく、静かに光を含んでいます。
それを包むように、あるいは隠すように、銀の曲線が重なり合う。

正面から見ると、すっきりとしたシルバーの造形。
しかし角度を変えると、ほのかな薔薇色がふっと現れる。

見せるためではなく、気づくための設計。
そこには、控えめな遊びと、緻密な計算が感じられます。

イヤリングは、一見シンプルな銀に見えながら、横顔にだけ淡いローズクォーツが覗く構造。
身につける人の動きとともに、そっと色が現れます。

リングは、存在感のある石を大胆に配しながら、銀のフォルムがそれを静かに支える。
強さとやわらかさが同居する造形。

ブローチは、流れるようなラインの中に、ひと粒の薔薇色。
軽やかでありながら、芯のある構成。

ローズクォーツはしばしば“愛”を象徴しますが、
本作に込められているのは、声高に語る愛ではありません。

控えめで、内側から滲むような感情。
横顔にだけ宿る、ほのかな光。

 

静かな人の、静かな情熱を思わせる作品です。


009-銀の鎧 / Silver Armor

直方体のように見えるシルバーのパーツが連なり、
胸元を守る鎧のように並ぶネックレス。

平面の金属から成形されたパーツは、
光と角度によって立体のブロックのように見え、
静かな強さを感じさせます。

それぞれの面に残されたテクスチャーは、
金属そのものの力強さと
作り手の手の痕跡を伝えています。

セットのイヤリングは、
その鎧の欠片のような小さな造形。

 

装飾というより、
自分自身を守るための
静かな銀の鎧。

 


010-銀の波紋 / Silver Ripple

中心から静かに広がる波紋のような
曲線のラインが重なり合うネックレス。

ゆるやかに揺れる線は、
水面に広がる波や
音の振動のようにも見え、
軽やかな動きを感じさせます。

繊細な線の重なりが光を受けるたび、
影と輝きが幾重にも重なります。

セットのイヤリングは、
裏側に曲線を持たせた立体的な造形。
正面から見る軽やかな印象とは対照的に、
彫刻のような奥行きを感じさせます。

 

静かな広がりとリズムを身につける
シルバージュエリーです。